アクセシブルルーム、バリアフリールーム、ユニバーサルルーム(accessible room,barrier-free room, universal room)

アクセシブルルーム、バリアフリールーム、ユニバーサルルームって何が違う?!


🟥 アクセシブルルーム(Accessible Room)

🔹定義:

身体に障がいのある方、特に車椅子利用者のために設計された客室。

🔹特徴:

  • 出入口や通路が広め
  • 段差なし(フラット設計)
  • 車椅子で入れるバスルームとトイレ
  • 手すり付きの浴槽やトイレ
  • 洗面台やスイッチ類の高さが低め
  • 自動ドアや滑りにくい床などを採用している場合も

🔹主な対象:

身体障がい者(特に車椅子ユーザー)、リハビリ中の方など


🟦 バリアフリールーム(Barrier-Free Room)

🔹定義:

段差などの「バリア」を排除して、誰でも使いやすく設計された部屋。日本でよく使われる表現です。

🔹特徴:

  • アクセシブルルームと似ているが、やや広義
  • 高齢者やケガをしている人も快適に過ごせるよう配慮
  • 客室内の段差の解消、手すりの設置など
  • 車椅子利用者だけでなく、幅広い人を想定

🔹主な対象:

高齢者、妊婦、小さな子ども連れの家族など含む「移動や生活に一時的・恒常的制限がある人」


🟩 ユニバーサルルーム(Universal Room)

🔹定義:

年齢・障がい・国籍などに関係なく、すべての人が快適に使えるよう配慮された客室。

🔹特徴:

  • アクセシブル+バリアフリーの考えを含む
  • 利用者を限定しない、すべての人の快適性を追求
  • ベッドの高さ、照明スイッチの位置、表示のわかりやすさ、静音性、段差解消など多岐にわたる配慮
  • デザインも重視され、違和感のないインテリアに

🔹主な対象:

すべての宿泊者(高齢者、障がい者、家族連れ、妊婦、外国人観光客など)


🟨まとめ(比較表)

項目アクセシブルルームバリアフリールームユニバーサルルーム
主な対象障がい者(特に車椅子)障がい者・高齢者などすべての人
設計思想ADA(米国障がい者法)準拠日本のバリアフリー設計ユニバーサルデザイン原則
具体的な配慮内容手すり・広さ・段差なし段差解消・手すり・床材など操作性・安全性・視認性など総合配慮
デザイン性・快適性重視△(機能優先)◯(機能+配慮)◎(機能+快適+美観)
車椅子での旅行には介護付旅行サービス東京さんぽへ

■都道府県別ホテル・ユニバーサルルーム/バリアフリールーム/アクセシブルルーム インフォメーション

北海道|青森県|秋田県|岩手県|宮城県|山形県|福島県|栃木県|群馬県|茨城県|千葉県|東京都|埼玉県|神奈川県|山梨県|新潟県|富山県|石川県|福井県|長野県|岐阜県|愛知県|静岡県|三重県|滋賀県|京都府|大阪府|兵庫県|奈良県|和歌山県|鳥取県|島根県|岡山県|広島県|山口県|徳島県|香川県|愛媛県|高知県|福岡県|佐賀県|長崎県|熊本県|大分県|宮崎県|鹿児島県|沖縄県

タイトルとURLをコピーしました